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[倭の国プロジェクト]対談で語られたその魅力と創設者の思いとは?

本記事は2023/4/19に行われた倭の国プロジェクトの創設者、マロニキさんとN3メンバーのCHIHAさんによるTwitterスペース「倭の国×N3 」対談を記事化したものです。

当日の配信を聞きたい方はこちら👇

[倭の国プロジェクト]創設者、マロニキさんってどんな人?

マロニキさん

では私から簡単に自己紹介させていただきますね。

倭の国プロジェクト創設者
・2021年からNinjaDAOに参加し、カードプロジェクトのアートディレクターや「忍者美術スクール」という美術のフリースクールを運営している。
・フリーランスのイラストレーターでもあり、イラストレーターのlack先生さいとうなおき先生のdiscord内にてライティングやデッサン、NFTの勉強会を開催していた。
・現在はweb3やNFTに可能性を感じて脱サラ、無収入で倭の国プロジェクトに全力投球している。
・倭の国プロジェクトはアニメや漫画、vtuberなどオタク文化が大好きな本人の趣向が色濃く反映されている。

N3メンバー、CHIHAさんってどんな人?

CHIHAさん、自己紹介お願いしてもよろしいでしょうか?

マロニキさん
CHIHAさん

はい、N3のCHIHAです

・N3メンバーとして、web3におけるNFTプロモーション、企画、マーケティング等を行っている。
・さらにはブロックチェーンエンジニアリングやNFTプロデュース、コミュニティ構築のプランナー、プロデューサーとして日本のアーティストや企業のweb3展開をサポートしている。
・N3が手掛けるプロジェクトは3つ
1.Flower Lolita

日本ロリータ文化とお花、そして日本の現代アートのエッセンスである大きな目を特徴にもつ6666体のジェネラティブコレクションです。

2.Chibi Lolita

Flower Lolitaから派生した12222体からなる完全寄付型のプロジェクトで作品の2次流通による収益は全て寄付に回すというプロジェクトです。

3.夜間飛行

「web3から世界で活躍するアーティストをプロデュースする」、アーティストの発掘からN3が手がける初のスペシャルアートコレクションです。

N3公式サイトより

[倭の国プロジェクト]物語と声も楽しめる日本初の総合コンテンツ

マロニキさん

倭の国プロジェクトについて簡単に説明させていただきます。

「倭の国プロジェクト」は日本初のハイクオリティな*ジェネラティブ作品です。

*ジェネラティブ作品:「色」、「背景」、「顔」、「持ち物」等、作品を構成する要素を組み合わせて自動生成された作品のこと。

デジタルアートだけではなく物語と声も楽しめるうえ、アニメやゲームのような本格派の総合コンテンツです。

倭の国DAOとNinjaDAOさらにはPixel Heroesの3つのコミュニティーが共同開発したプロジェクトです。

今までのデジタルアートと違うところですが、pfp、いわゆるプロフィールピクチャーではなくトレーデングカードサイズを採用することで、キャラクターの頭身や体格を表現しております。

さらに、超美麗な背景を加えることで世界観までも演出された1枚の絵として完結した作品を楽しめる内容となっております。

「倭の国」公式サイトより

[N3]「夜間飛行」はアーティスト発掘事業に取り組む中で生まれた作品

マロニキさん

私からCHIHAさんにN3に関していくつか質問なんですが、、

「web3から世界で活躍するアーティストをプロデュースする」という大きなテーマがあると思うんですが、今具体的に行っている施策はございますか?

まだまだ無名のアーティストの方にお声掛けさせていただき、一緒に作品を世に出しています。

CHIHAさん

N3メンバーであるATSUYujintaがそれぞれ日本の現代アートやオークション開催・運営の経験があったんです。

そこでアーティストの発掘と言いますか、「一緒に作品を出してみないか?」とお声掛けさせていただいています。

N3のプロジェクトである「夜間飛行」のアーティスト、A.YAMIさんは元々ご活躍なされていたのですが、「夜間飛行」のリリース後もミュージックビデオのイラスト制作や自身の作品を全国のロフトで出展していたりと幅広く活動しています。

今後もまだまだ知られていないアーティストの方をピックアップして、作品として出せればと考えています。

マロニキさん

すごいですね!
N3さんの方から積極的に声をかけているのがいいですね。

web2とweb3を比べると、すごい才能を持っていてもweb2、たくさんのアーティスト達の中に埋もれてしまうところがあるんですよね。

web3であれば、まだ認知されていない層に対してもアプローチができるのかなと感じているところです。

アーティストの発掘という意味ではすごいweb3は適してると思うんですよね。

なので、倭の国プロジェクトとしても大いに共感しますし、応援したいです。

[N3]次の打ち手は寄付型プロジェクトによる社会貢献

マロニキさん

最近は次のブームをマーケット全体が模索している段階になっているように感じます。
N3さんが考える次の打ち手、構想みたいなものがあればお聞かせいただけたら嬉しいです。

そうですね、正解がわからない状態なんで我々も色々手探りでいます。

CHIHAさん

例えば今我々がサポートさせていただいてるブルベア(BLUBEA)なんですが、「自分たちだけだとNFTはわからないよ」っていうところへサポートしたり、寄付型のプロジェクトを進めているんですね。

やっぱり今NFTが落ち込んできているといいますか、全盛期に比べたら「我慢の時期」といったところです。

こうした時期に寄付型のプロジェクトを推進していくことで社会貢献や認知を広げ、

実際に皆さんがブルベアの作品を買っていただくだけで寄付に参加できるという体験を一緒に進めていこうとしています。

ちょうど今月(2023年4月)福島県の「ふくひま」、福島ひまわり里親プロジェクトに共同寄付という形で参加したんですよ。

寄付型事業には特に力を入れていて、去年は国内と海外で1か所ずつ行いました。

新潟県村上市では昨夏に豪雨の影響がありまして、今回お尋ねした小学校では花壇の花が全部つぶれてしまったと聞いたんです。

N3はお花をテーマにプロジェクトをやっていますのでチューリップの球根や桜の苗木とかを子供たちの手で植えてまた生き返らせるという活動を行いました。

参考 福島民報×PR TIMES:『NFT×寄付』NFTプロジェクトチビロリータが国内小学校2校に植栽復旧に向けた物資の寄付を実施

また海外では、今世界的に花粉を運ぶ蜂や蝶が少なくなっていると聞きまして、WWFさんを通じて保護活動に協力させていただきました。

NFTを知らない方であったり、私もまだまだ勉強中なんですけれどもNFTに対していいイメージが持たれていないということもあるので、活動を通して少しでも改善できればといった思いでやっています。

他にも目を向けるべき問題は色々あるんでしょうけど、せめて自分たちの出したプロジェクトに関連するものの方が少しでも多くの方に受け入れられやすいかなっていうところもありますね。

[N3]本田圭佑さんとの繋がりは偶然!?

マロニキさん

N3さんが手掛ける「Flower Lolita」に共同創設者として本田圭佑さんが参加されておりますが、どのようなきっかけでお話が進んだのですか。

私もあまり詳しくないんですけど、

CHIHAさん

アート業界のつながりでたまたま本田圭佑さんを紹介していただく機会があったんです。

Flower Lolitaのプロジェクトを紹介したところ、「いいね」ということで、ご参加いただけることになりました。

マロニキさん

狙いにいったというより、偶発的な感じだったんですね。

本田圭佑さんのような著名人がweb3に参加するのはすごいことですよね。

日本のマーケットシーンを盛り上げる意味で全体的に効果抜群といいますか、「私もやってみようかな」ときっかけになると思うんです。

私たちも頑張りたいんですけど「広める」ことに関して言うと著名人やインフルエンサーの方にご協力いただけるとweb3界隈っていうのはまだまだこれからの成長産業だと思うのですごい盛り上がるはずなんです。

私もイラストレーターのコミュニティでNFTやweb3の話をすると、いつも話している人達がすっと引いていっちゃうんですよね(笑)

すごい悲しかったし悔しくて、そういった方々にも興味を持っていただけるように倭の国で結果を出して振り向かせてみたいなと思っているんですよ。

もちろんイラストレーター界隈でもさいとうなおき先生をはじめ積極的に参加されている方もいらっしゃいます。

web3のメリットは開発者とユーザーの距離が近いこと

マロニキさん

さいとうなおき先生はパレット団っていうdiscordコミュニティを運営されています。
そちらで勉強会とか企画とかするとよく聞きに来てくれたり参加してくれるんですよ。

直接お話したことはないんですけどチャットで結構やり取りしていました。

私がパレット団で3回ぐらいNFTの勉強会を開催した時にもさいとう先生は全部参加してくださったんです 。

色々質問してくださったりとかすごい我々と距離が近い方なんですよね。うれしかったです。

やはりweb2だと、どうしても開発者とユーザーとの距離感ができちゃうんですよね。

なので、今後web3的なコンテンツが生まれた時にdiscordのようなコミュニティがあるとお互いの相互理解に繋がりますし距離も縮まります。

作品や価値観を共に創りあげていくようでまさにweb3的ですごくいいんじゃないかなと思うんです。

[倭の国プロジェクト]リリースは2023年5月7日、価格は0.003ETH

CHIHAさん

今度は僕の方から「倭の国」についてお聞きしたいのですが、リリース日は決まってるんでしたっけ?

5月7日(日)です。時間はまだ決まってないんですよね(4月23日現在)。
決まり次第、公式サイトやdiscordにてアナウンスいたします。

マロニキさん

ゆっくりミントできるように AL(優先購入権)を持っている人は確実に手に入る数量で最低でも12時間はミントできるようにするつもりです。

CHIHAさん

価格はおいくらですか?

0.003ETHです。

マロニキさん

最近ガス代が高騰していることもあり、皆さんに手に取ってもらいたいという配慮から格安ミントに設定しております。

[倭の国プロジェクト]公開オーディションで厳選された声優さんの声が作品に吹き込まれる

CHIHAさん

もう一つ気になっているのが、デジタルアートにボイスが入っているという、、、
声優さん、ボイス入れる人はこれから決めるんですか?

はい、これから決めます。

マロニキさん

キャラクターボイスの担当に関しては6月に「倭の国メタバース公開オーディション」というクラスター上で公開オーディションを行います。

そこで 正式に4名ほど決める予定ですね。

実力次第で投票ではなく、古事記プロジェクトさんにご協力いただいておりましてちゃんと審査させていただきます。

プロアマ問わず年齢も国籍も関係なく 、本当にクオリティで勝負できるようなコンテンツにしていきますよ。

CHIHAさん

オーディション後に作品自体が*リビールされるのですか?

*リビール:作品の内容が明らかになること

作品の構成がリビール済みのコレクション3330点と今後リビール予定のコレクション3330点合わせて6660点になります。

マロニキさん

リビール済の3330点はキャラクターイラストなんです。それに後付けで声がつくんです。

syouさんっていう凄腕のシステムエンジニアの方にお願いしているんですが、後付けでボイスコンテンツがつく作品は「倭の国」がおそらく初めてだと言われています。

去年のちょうど5月ぐらいから開発を始めて私自身もキャラクターたちにとても愛着を持っています。

なのでキャラクターに声がつくことで命が吹き込まれるような気がしてとても楽しみなんですよ。

[倭の国プロジェクト]今後、拡張パックによる追加販売が随時実施される予定

CHIHAさん

最後に一点、拡張パックってのがすごい気になっていて。
好きなんですよワクワクするようなこのデザイン!

ほんとですか!ありがとうございます。

マロニキさん

さきほど説明したリビール予定のコレクション3330点が拡張パックです。

3種類ありまして、サマーパックと、キャラクターパックと、コラボレーションパックになります。

サマーパックは夏らしく水着デザインで8月に1100点リビール予定です。

キャラクターパックに関しては今後新規キャラクターが追加されますので、出たタイミングで年内のリビールを考えています。

コラボパックに関してはNinjaDAOさんPixel Heroesさんとの共同開発によるもので、それぞれのコラボキャラクターが物語に出てきた時にリビール予定です。

アイデア自体はイケハヤさんから提案いただきました。

MemelandThe Potatozというコレクションをご存知でしょうか?

The Potatozの作品の中にはいまだにリビールされてないものがあるらしいんですよ。それが逆に期待値を高めているようなんですね。

今の市況でも価格を維持していて割と元気なので「倭の国」もそれでやってみたら?というイケハヤさんの提案です。

リビールが段階的に継続されていくことで期待値も維持できるようなコンテンツを考えました。

CHIHAさん

楽しみ続けられるし、「ワクワク」を計画的に持続できるということですね。

そういうことですね。

マロニキさん

小説に関しては全体的に第6章までとなっております。

今リリースしているのは第1章なんですね。第二章に関しては年内、遅くとも年明け早々あたりにリリースできたらと考えています。

*第一章はKindleで無料で読めます。リンクはこちら👇

マロニキさん

そろそろお時間になってきましたので、
CHIHAさん、本日はありがとうございました。

はい、ありがとうございました。

CHIHAさん

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